【置手紙】息子よ 君に伝える父の足跡

「今年を振り返って」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/31 12:48:46 | 置き手紙 | コメント:0件

なあ、悠詩今日で今年も終わりだね。朝から部屋を行ったり来たり元気だね、オマエサン。いびきかいて昼寝しちゃって。オマエサンが最高に可愛かった一年だった。仕事や病気で過去になくいろいろあった年でもあった。だが、それにくらべればたいしたことではない。とはいえ、多くの方に心配と迷惑をかけてしまった。やむ得ないことでもあったが、反省もしなければならない。そんな中、カアサンと三人、充実した日々を過ごせた。何よ...続きを読む

「同志 ~今年の終わりに~」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/27 23:55:00 | 置き手紙 | コメント:0件

なあ、悠詩治療と療養に入るために、自ら立ち上げた会社を託した人と会った。彼は立場上、部下ではあったが、友人であり同志であった。ゆっくり二人で話をするのは私が会社を離れて以来、はじめてだ。仮解禁されたお酒をちびちびと呑みながらゆっくりと。私は薄情な人間だ。彼の相談にのったり、フォローできることがあればすべきだった。でなくとも、「どうですか?」と気にかけるべきであった。それができなかった。会社から身を...続きを読む

「クリスマス会」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/22 23:00:36 | 置き手紙 | コメント:0件

なあ、悠詩今日はクリスマス会に行ったね。近所の女子大の学生さん達が構内で主催したものだ。張り切ってサンタの格好をしていったのを覚えているかい?たくさんお友達がいてにぎやかだったね。あっという間に終わってしまったね。でもオマエサン、途中から眠そうだったようだね。帰ってご飯食べたらバタンキューだったよ。トウサンもカアサンも楽しかったよ。今まで触れたことのないコミュニティに接することができて新鮮だ。学ぶ...続きを読む

「後楽園ホール」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/21 23:00:06 | 置き手紙 | コメント:0件

なあ、悠詩久しぶりに後楽園ホールへ。ボクシングを見に行った。十年前に所属していたジムメイトと師匠(トレーナー)と一緒。ジムを離れてからはずっと連絡が途絶えている状態だった。昨年、声をかけて頂いて復縁?した。感謝!それ以来、ちょこちょこと会うような感じである。所属していたジムも選手も増え、層も厚くなったものだ。この日も二人出場し、二人とも勝利(ひとりは日本ランカー)。後楽園ホールはプロボクシングの聖...続きを読む

「ノートパソコン、そして五年前」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/21 04:17:36 | 置き手紙 | コメント:0件

なあ、悠詩カアサンのノートパソコンの画面が壊れたよ。最近、不調だったけどもう限界のようだ。画面が激しく上下に波打ち、まともに映ることはない。一瞬、気まぐれで正常になる時がある。その隙にバックアップはとれた、、、買ったのはちょうど五年前の12月だった(1月かも)。そう、あの時は入院していた。外出許可をもらって家に戻ったついでに買ったものだ。入院といっても、単にインフルエンザで倒れただけであった。大袈...続きを読む

「等身大」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/20 01:36:11 | 置き手紙 | コメント:0件

なあ、悠詩どうして自分を大きく見せようとするのだろう。いや、他人のことではない。自分のことだ。私は今、ほんとうにちっぽけだ。社会的な立場や肩書きはなにもない。それがあったからこそ繋がってきたものが多いと実感する。というかほとんどだ。今は丸裸だ。これを無力と考えるか。それとも等身大の自分とじっくり向き合う機会とするか。この差は大きい。そして自分の内側だけがそれを決めることができる。見える景色は同じな...続きを読む

「旅行記(後書2):戦友2」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/12 00:46:40 | 世界一周旅行記 | コメント:0件

なあ、悠詩今回の旅は、三人のガイドさんが私を導いてくれた。まずひとり目は、幅広い知識を持つ有能なゼネラリスト。この方の名は「地球の歩き方 ヨーロッパ」という。いうまでもなく個人旅行の定番の本。カナダからの移動で一度失ったが、ニューヨークで購入したもの。「旅行記06:ニューヨーク[1]:11/11」http://milky01.blog50.fc2.com/blog-entry-405.html複数の国をカバーしてくれるので重宝した。が、逆にいえば簡略化されてい...続きを読む

「旅行記(後書1):戦友1」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/11 00:43:17 | 世界一周旅行記 | コメント:0件

なあ、悠詩先日の旅では、バッグはひとつだけとした。およそ一ヶ月間、私を支えてくれたパートナー。二年ぐらい前に中国のアモイで買ったものだ。バッグは、正確にいうとビニール製のリュックだ。ただ、コロがついていて転がせるようになっている。スーツケースのように。これに必要最低限のものだけを詰め込んだ。さすがにパンパンになったが、背負える重さでもある。実際に背負ったのはスイスの豪雪の時だけだったが。彼にとって...続きを読む

「旅行記50(最終):我が家:12/5」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/05 21:00:36 | 世界一周旅行記 | コメント:2件

なあ、悠詩ただいま。あら、オマエサン、泣かないのね。きょとんとしちゃって。パパってわかったの?それとも単に目新しい人が訪ねてきたと思ってるの?オマエサンを挟んでカアサンと抱き合った。ちょっと窮屈かな?帰ってきた。私のいるべき場所へ。こう思えるだけで十分。そして幸せ。地球をぐるっと周って13カ国、20都市に及んだ旅行。見識を広めるとか、国際交流とかどうでもいい。大切だと思っていたものが、しっかりと確認で...続きを読む

「旅行記49:成田空港:12/5」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

2007/12/05 15:00:15 | 世界一周旅行記 | コメント:0件

なあ、悠詩成田空港に着いた。ソウルが寒かったので、それほど寒くは感じない。ソウルとは時差もなく、フライトもわずか二時間程度。空港の雰囲気も似ており、帰国したという感覚は少ない。それでもやはりホッとするものだ。さあ、リムジンバスで帰ろう。私が私であるがための場所へ。なあ、オマエサン。私のことを覚えていてくれるかな?成田空港到着ロビー。空港外のバス乗り場。【小説「源平咲き」115,671文字(原稿用紙290枚目...続きを読む